
求人票の「週休2日制」は、月に1回でも週2日の休みがあれば書けます。現場が動いている日に休めるのかを、工期の決まり方から見ていきます。
「週休2日制」と「完全週休2日制」
この2つは別のものです。「週休2日制」は、月に1回以上、週2日の休みがある週があれば使えます。毎週2日休めるとは限りません。毎週2日の休みがあるのは「完全週休2日制」のほうです。
建設の求人では、この違いが特に効いてきます。現場が動いている限り人が要るため、休みは現場の工程に従うからです。
年間休日日数のほうが実態に近い
表記のゆれを避けるには、年間休日日数を見るのが早いです。
- 完全週休2日+祝日+年末年始 … おおよそ120日前後
- 週休2日(4週8休でない) … 105日前後
- 日曜のみ … 85〜95日程度
求人票に年間休日日数が書かれていない場合は、応募前に聞いて構いません。答えられない事業所は、そもそも把握していない可能性があります。
工期が休みを決めている
建設現場の休みは、施工会社が単独で決められるものではありません。発注者と交わした工期の中で工程を組むため、工期が短ければ土曜も動かすことになります。
国土交通省は公共工事で週休2日を前提とした工期設定を進めており、直轄工事では週休2日が原則になりました。公共工事の比率が高い会社ほど、休みが取りやすい傾向があります。
- 公共工事と民間工事の比率
- 週休2日を全現場で実施しているか、一部か
- 天候で流れた場合の振替の扱い
求人記事で見るところ
当サイトの求人記事では、休日の欄に年間休日日数と、週休2日を全現場で実施しているかどうかを書いてもらっています。「一部の現場」と書かれている場合は、配属先によって変わるという意味です。
建設の求人をさがす
ほかのコラム

2024年から増えた「変更の範囲」欄の読み方
2024年4月から、労働条件の明示事項に「就業場所・業務の変更の範囲」が加わりました。転勤や配置転換の可能性が、入社前に分かるようになっています。
「資格取得支援あり」の中身を、応募前に確認する
費用は会社負担なのか、受験は勤務扱いなのか、辞めたら返すのか。同じ「支援あり」でも条件はかなり違います。聞いておくべき4点を挙げます。

施工管理と職人、どちらから入るか
建設の仕事は大きく分けて、現場を回す側と手を動かす側があります。未経験で入る場合、どちらを選ぶかで最初の3年の過ごし方が変わります。